前回に引き続き『卵管造影検査』についてお話しします。(卵管造影検査①参照)
私の場合、子宮口の形が管を入れにくい形なので、管を入れる時から私は痛みがスタートしていました。
検査において、人の身体の状態、病院で使う機材、先生の技術はあると思います。三つ目の病院でも検査をしたのですが、不妊治療を主にやっているところだったので2つ目の病院と同じぐらいの痛みでしたが、検査をする時間はそんなに長い時間ではありませんでした。造影剤を入れてみて、駄目とわかって、管を抜いてからの痛みは全然違います。
卵管が通っていれば、大抵の人はそんなに痛くないはずです。私の友人は、両方とも卵管が通っていたので、造影検査の痛みより、生理痛がひどいから日頃の方がつらいと言っていました。
でも以前言ったように卵管造影検査をする事で、体外受精の方が適しているか即座にわかるような大事な検査になります。
よく言われるのがタイミング法や人工授精をされている途中に検査する場合に、造影剤が卵管に残ってペタッとくっつきやすくなったり、卵管を広げるので通りやすくなったりして妊娠しやすいっていう話もよく聞きます。
ずっと欲しかった赤ちゃんが妊娠できるのであれば耐えれるものだと思います。油性で39%ぐらい、水性で29%ぐらいが妊娠率が上がるとされています。検査するなら、油性の方が良い気もするのですが、油性は造影剤が身体に残る可能性があるなど、油性と水性それぞれに、メリットデメリットというのはあるようです。
ただ行った病院で造影剤を選ぶ事はできないので、病院によって違うと思うんですが、今は大抵の病院が水性だと思います。痛みとしては両方の管が詰まっているとやはり痛みはあるかもしれません。
痛みなど考えると、不妊治療の専門医のいる病院に行くと、いいかなと私は思っています。内診だけでも慣れてる先生というだけで、安心感はあります。
内診も不妊治療をやってる病院では、多くの患者さんを見てるので、あまり負担のない病院がほとんどです。最初は、わからない状態で行ったりすると思うので、卵管が詰まってたら痛みを伴うということになるのが不安だと思いますが、検査によってわかることもあります。
これから赤ちゃんを授かるためのスタートの検査になりますし、場合によっては検査する事で妊娠する可能性も上がる検査になります。私みたいに本当に痛かった場合も、痛いつらさは見てわかりますし、無理な事はされないので、頑張って挑んでもらえたらと思います。