今日は体外受精で胚移植をするにあたってどれぐらいのグレードの卵が妊娠する、ちょっと妊娠は難しいかなというグレードについてお話をさせていただきたいと思います。
大体病院で聞くと関係ありませんって言われると思いますし、結局ネットで調べてもその人によるとか、そのときのグレードはそんなに関係ないっていうふうに書いていることが多いと思います。でも、やっぱり答えが欲しくてずっと調べてしまうんですけれども、先に答えから言ってしまうと、あまり当てにならないというのが、答えになってしまいます。
私の実体験としてグレードの話をさせていただくと、まず1回目に初めて体外受精で胚移植したときが5ABという、かなり良い胚盤で移植しました。孵化胚盤胞と言って、もう透明体も割れて、今から着床しますよっていうレベルの、しかもABでかなりいいものだと思います。このいいものを移植したんですが、このときは妊娠に至りませんでした。これが着床しないんだったら無理なんじゃないのと正直思っていたんですが、その後結果妊娠したものに関しては、4CGなんです。4CGと言うのが何かというと、胚盤胞まで至ってないもので、胚移植の方法として先に凍結していた養液、この培養液を移植する前に子宮に戻して妊娠しますよじゃないけど脳に体の準備をさせるというか、そしてその2日後ぐらいに、本当に受精卵を戻すっていうことをしたんですけれども、あえて胚盤胞を凍結・溶解せずに4CGっていうまだ胚盤胞になる前のものを溶解して、その液を使って、少し液だけ戻して、その卵は引き続き培養液でちょっと育ててみる。もしこれが駄目だったらまた別の溶かして、戻しますよってことだったんですけれども、一応それは順調に壊れることなかったのでそのまま戻したという感じです。