前回のコラムに引き続き『卵子のグレード』についてお話しします。(卵子のグレード①参照)
結果的に、病院から言われたグレードでいうと3回、一応妊娠しているんですが、出産に至ったものに関しては、両方とも4CGという『この卵しかないのかあ』と思っていたものです。
例えば私は、多嚢胞で卵が取れていたので、10個とか取れたときに一応途中で1つぐらいここでもう1つ凍結、あと6こは引き続き育てていっていけるところまで順調にいくといいねというので保険的にとっていた途中の段階のものです。
なので4CGなんですけれども、これで2回とも妊娠をして出産に至っています。出産に至らなかったときは5ABとかいうちょっとびっくりするぐらい自分でもいいものがあったので、それで妊娠に至らず4CGで2回とも出産に至っているので本当に卵は関係ない、グレードは関係ないのかなと思いました。
これは絶対無理だよねという受精卵に関しては病院の方でもう凍結しないはずなんですね。
やはり可能性があるものだけを凍結していきますので、あまり卵にこだわらないでいいのかなと思います。この4CGを戻すって言われたときも私的には胚盤胞になっているものもあったので、そちらを戻したいな、でも時間もないしって感じだったんです。
でも、病院の方で言われたのは、妊娠しやすいしにくいではもちろんなくて、わからない。
ただ見たときにぷるっとしている、ふっくらしている、というものでしかない。『これが全ての妊娠率に関係するかというとそうではないんですよ』っていうお話をされて、正直しぶしぶ『4CGでもいいです』ということで、戻しました。ただそれが妊娠に至っているので、本当にグレードが悪いんじゃないかとか、周りの方のお話とか聞いてても、それで落ち込まれてる方とかいらっしゃるんですけどそれから妊娠に至っている方もいますし、変な話、グレードがいいからといって期待しすぎてしまうと、またそこで傷ついてしまうこともあります。
卵のグレードそんなに心配せずに治療を続けてもらえたらいいかなと思います。ありがとうございました。