(妊娠した時に備えての準備①参照)
もう1つは性病検査です。胎児が感染すると、早産、流産の可能性があったり先天性の病気があったりということもあるんですが、潜んでいるもの、わかりにくいものというのも、とても多くあるようです。
私の身近で起きたものとしては、性器ヘルペスです。ご本人は全く症状はなく、自分が性器ヘルペスウイルスを持っているということも知らなかったのですが、産道を赤ちゃんが通るときに母体感染起こしてしまったらしく、その子自体がヘルペス脳炎になってしまいました。感染していると疑いを持っていないので全く気づかず、2歳ぐらいになったぐらいからよく転ぶなどが増え、ちょっとおかしいなと思って病院に連れて行くとヘルペス脳炎ということがわかったという、生まれてから2年以上経って判明したというパターンでした。今では座ることも厳しく寝たきりの状態で生活をしています。妊娠すると必ずしなきゃいけない母子手帳に付いている検査の中に性器ヘルペスはないので私の友人曰く、自費でもいいから絶対やった方がいいよと言われました。もし検査で見つかった場合は、帝王切開をしてもらった方が安心だと思うと個人的には思っていました。しかし、私も妊娠したときに病院に検査をしてほしいと言ったら症状がないので、臨月が近づいてからまた話し合いましょうと言われました。私の場合は、逆子だったりで帝王切開になっていたので、検査をするということはなかったのですが、できる限り万全な状態にはしておいた方がいいと思います。
あとは自分の身体を知っておくことです。糖尿がないかとか、高血圧がないかとか、やっぱりそれが妊娠することによって悪化しやすくなってしまう。それによって、胎児や自分に影響が出てしまうということがあるものに関しては、やっぱりある程度そのせっかく妊活という準備期間がありますので、身体は整えておいた方がいいかなと思います。どうしても妊活に必死になると思うので、なかなかお時間取れないと思いますが、妊娠した後の管理もしておくと妊娠した時に少しでも安心できるかなと思うので、取り組んでみてください。