今日は卵管を通す手術についてお話したいと思います。私が体外受精をした理由は、両方の卵管が詰まっていたからです。
私も卵管を通すという事で、この手術を受けたので、これから手術を受けられる方は、どんな手術かなと不安だと思うのでお話をさせていただきます。
両方の卵管が詰まっていると、自然妊娠はほぼ難しいという状態で、このまま体外受精をするか、両方の卵管を通す手術をするかになるのですが、卵管が通ってしまえば普通に自然妊娠が望めるので、2人目3人目と考えていたり、長い目で見ると両方の卵管が通っていた方がいいというアドバイスを病院でいただき、手術を受ける事にしました。卵管鏡下卵管形成術(FT)の手術は2泊3日入院で、手術自体は30分程度でした。寝てしまっていたので、あまり覚えてないですが、とても簡単なものと言われました。
手術の当日に入院だったので、朝行って、診察室で消毒したり内診があって、そのまま病室に行って横になって点滴を打ってという流れです。その後、子宮頸管を拡張する薬を入れられました。開腹手術ではなく腹腔鏡手術で行われ、3ヶ所ぐらいちっちゃな穴を開ける手術で、お腹に2ヶ所穴を開けて、もう1つは膣から入れて3ヶ所で手術をするということで、その子宮口が開かないといけないので、子宮頸管を広げる薬を入れたのですが、実はこの子宮頸管を広げるという事が結構痛かったです。
無理に子宮口開こうとしているので陣痛の様な痛みが来て、きつかったのを覚えています。急に普通の段階から子宮口を薬で開くので、卵管造影剤のときに味わったような鈍い痛みと暑いのか寒いのか何かわからないというような気持ち悪さもありました。
寒いと言っているかと思ったら急に暑いとなったり、ずっと腰をさすってもらっていたという記憶があります。それから準備ができて手術室に行くときにちょっと戻してしまいました。絶食だったので、手術前は戻すことなかったんですけど、胃液みたいなものをばっと戻してしまう気持ち悪さもありました。
その後に関しては、手術室に入ったら麻酔で寝てしまうので、何も覚えていないのですが、終わってからは切ってはいるのですが、動きにくいとか、傷やお腹が痛いとかは特になかったです。
私は子宮口を開く薬の副作用が出ていたので、辛かったなという感じでした。卵管鏡下卵管形成術をすれば両方の卵管が通るので、その後自然妊娠する、タイミング療法で妊娠をするという方もいらっしゃるようです。人工授精などに取り組むことにも可能な手術になります。ただ私の場合、その手術をして一応卵管は通ったんですが、片方は通っているが、もう片方は通ってるけど、ちょっと狭い様な言い方をされました。